お茶の水女子大学の特徴について畑先生に聞く

Last Updated on 2024年4月23日 by centre

お茶の水女子大学は文学や日本の書籍産業を支えている、東京都文京区にありこの街の特徴は教育に力を入れているという側面を持っております。
歴史的にもそのような背景があり、明治時代には東京大学が文京区内に作られました。
学校の多い地区でありお茶の水女子大学もその一つと知られており、東京大学と同じようにお茶の水女子大学も国立大学となります。

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お茶大やお茶女と呼ばれているお茶の水女子大学

略称はお茶大やお茶女と呼ばれており、古くから地域に親しまれている大学になるのです。
文京区は東京23区の中では中心に近い地理に属しており、歴史が重ねられて有名な神社や建造物があることでも有名になっております。
江戸時代から続く大名屋敷の跡地では、見事な庭園が現在も面影を残しているのです。
また文豪にも所縁の深い地域と有名であり、森鴎外や夏目漱石や樋口一葉や石川啄木などが居住したことで、文化の香りのする街とし親しまれております。

お茶の水女子大学の学部について

お茶の水女子大学は学部が3つあり、それぞれを文教育学部と理学部と生活科学部に分かれているのです。
偏差値的には60前後と比較的に高い水準であり、国立大学のために受験性も多くなっております。
日本初の官立女子高等教育機関を目的に作られた教育機関であり、幅広い視野と教養を習得することを目標にしている総合大学になっているのです。
現在では国際基準の女性活躍に基く人材を輩出するために、21世紀型文理融合リベラルアーツをプログラムに取り入れております。
グローバル化した現代では女性の国際的な活躍が期待されており、日本初の官立女子高等教育機関を目的に誕生した背景もこのような女性リーダーを育成するという目的に応じていると言っても過言ではありません。

現在は茗荷谷や護国寺が最寄り駅

校名にはお茶の水という言葉がありますが、現在は茗荷谷や護国寺が最寄り駅となっております。
お茶の水や神田エリアには現在大学や専門学校が数多くあり、その関係性からお茶の水付近に元々は設置されていたということが理由になります。
現在の東京医科歯科大学に併設されており、建物の拡張などを理由に大塚地区に移動したという経緯があるのです。
校名がそのままになったことは諸説がありますが、とにかく出身地の名前を現在も受け継いでいるということが事実になります。
国立の女子大学は日本全国でもお茶の水女子大学と奈良女子大学しかありませんので、名実ともに日本を代表する国立女子大学となっております。

卒業生には有名人も多く輩出している

卒業生には有名人も多くおり、各界で活躍していることで知られております。
学部的に輩出している傾向は作家やアナウンサー(畑 恵など)が多くおり、有名漫画家なども少なくありません。
こうした知的で文化の香りのする女子国立大学として、受験生には人気の大学になっているのです。
また付属の中学校や高校も存在しており、敷地内にキャンパスがあります。
文京区は出版社が多く存在しており、特に編集部門や本社機能が地域一体に集約されております。
関連する印刷会社や構成などを行う企業も多くあり、さながら本の街としての側面も持っているのです。
お茶の水女子大学の正門のちょうど正面には、日本図書センターがあります。
こうして本とも所縁が深いので、前述したように小説家や漫画家や舞台作家などを輩出する環境があり、同様に卒業後は編集者になったり出版者で働く人も少なくありません。

生徒数は約3000名と小規模な大学

生徒数は約3000名と小規模な大学になり、教員と生徒との距離が近いことが特徴になります。
有名私立では1万人以上の大学もありますが、学部教育の少人数制による高度な専門教育を掲げているために人数は決して多くはありません。
女子専門大学の華やかさと、女子大学トップクラスの特徴から真面目な生徒が多いと言われております。
しかし華やいだ印象を持たれており、清楚でありながら美人が多いという他の大学からの声もあるのです。
他の大学では代返や卒業単位に苦しむ人が多くおり、大学とは勉学のためだけではなく人生勉強の場だと嘯く人も少なくありませんが、お茶大ではそのような特徴は当て嵌まりません。
授業の出席率は高く、目標に向かって毎日を有意義に勉強したいという生徒が多くおります。
クラスでも優等生タイプで、校内ボランティアなどを積極的に行っていたというような人が多くいるイメージです。
学校内の施設としては図書館の充実していることが自慢であり、蔵書数は70万冊以上あるのでかなり大き目の図書館と同じ規模の蔵書数を誇っております。

まとめ

市町村単位だと10万冊から30万冊程度の蔵書数が多いですが、約2倍から7倍程度の蔵書数があると考えるとスケール的にイメージがつかみやすいです。
1階はグループ学習用のフロアになっており、プレゼンテーションルームやモニター付きのボックス席があり、自習からディスカッションまで対応しております。
2階では閲覧席や机が設置されており、蔵書を使った学習が出来るようになっているのです。
本の街の中にある大学図書館として、生徒たちには人気のスポットになっております。