起業で失敗しがちなこととは?光本氏に聞く

Last Updated on 2024年4月23日 by centre

「起業で失敗したくない」
「会社経営の資金問題について知りたい」
「光本勇介氏の経歴が知りたい」

最近は、起業する人が増えてきていますがその人たち全てがうまくいくわけではありません。
結論から言えば、10年以内に潰れる会社が多いと言われており9割位の会社は人知れず10年以内に倒産しています。
これは会社に限らずお店を立ち上げた場合でも同じことが言えるでしょう。
このような中で自分ができるに違いないと考えている人は会社を立ち上げるわけですが、いろいろな困難が待ち受けているため、それをうまく交わさなければいけません。

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光本勇介さんが警鐘を鳴らす人間の問題

具体的な困難としては、人間の問題があります。
雇った人が裏切りやめてしまうような経験を持っている会社経営者も多いかもしれません。
例えば人を雇ってみたところ、その人は真面目に働いてくれるものだと考えていたけども、実際にはお金を使い込んでしまい会社が赤字になると言うこともあります。
また、誰かを雇ってみても、思ったより良い結果が出ないと言うことがあるでしょう。
その人に任せておいたところ、いつの間にか大きな損失が生じているケースがあります。
それだけでなく、会社のお金を持ち逃げするような人も中にはいるかもしれません。
おそらくたくさんの雇用者を雇った会社経営者ならば、お金を持ち逃げされる例などが痛いほど経験しているはずです。

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お金がなくなってしまう問題

お金に関連する話ですが、会社経営をする場合お金がなくなってしまうと言うこともよくあります。
ある程度大きくなった場合であっても、どこで会社がこけるかは分かりません。
大企業でも倒産する世の中になっていますので、そのようなことを考えると安易にお金を無駄に使うのは避けなければいけないところです。
この辺はその人のセンスになるかもしれませんが、1度ぐらいは倒産の危機に瀕したことがある人が多いはずです。
なぜそのような状態になってしまうかと言えば、余計な投資などをしたからに過ぎません。
そこに投資をしなくても良いのに、お金を使ってしまい結果的に大きな損失を乱すことになります。
そこから立ち直るは良いですが、再起不能の状態に陥った場合にはもはや目も当てることができません。
人間はうまくいっているときには調子に乗りやすいものです。
うまくいっているのだからたくさんの資金を投入しても問題ないと考えるケースがありますが、その時ほど大きな罠にはまってしまいます。
たくさんの投資をすればするほど大きなお金を生み出す一方で、逆に行けば大きなお金を失う可能性があります。
相当なお金を持っていたとしても、わずか1ヵ月位で資金が10分の一あるいはそれ以下になってしまい、破産しかねない状況も考えられるわけです。

派手に大きくしないことも大事

このように失敗の事例ばかり話していると、会社などうまくいかないのではないかと言う人もいますが、派手に大きくしないことも大事です。
派手に大きくすると、後に副作用が起こりますので少しずつ資金を投入するなどして勇み足で続けることです。
昔の偉人は、急がずに歩いていけばうまくいくことが多いなどと言っています。
つまり、少しずつの成長であってもそれが長期間に見れば、かなり高いところまで登っている可能性があるわけです。
ところが人間と言うのは、早く結果を出そうとし焦ってしまう傾向があるでしょう。
早く結果を出そうとすればするほど、結果的にうまくいかないケースが多くなります。
しかも、資金も失ってしまってはもはやどうすることもできません。
このような状況になったときには、早い段階で対応することが必要になりますが、ある程度大きな会社の場合はすぐに元通りに戻すことが難しくなります。

従業員をたくさん雇うデメリット

従業員をたくさん雇えば雇うほど、利益になるケースが多くなりますが、逆に損失もかなり大きくなるわけです。
10倍の従業員を雇って結果、利益を10倍になるかもしれませんが損失も10倍になります。
そして10倍の利益と10倍の喪失を比べた場合、どちらが記憶に残りやすいかと言えば、10倍の損失の方が圧倒的に記憶に残りやすいわけです。
そうすると、社長自ら冷静な判断ができなくなってしまいますが、そこはしっかりと目をさまさなければいけません。
社長と言うのは、すでに冷静であることが必要です。
いかなる時も冷静に対応しなければいけないのが全体のトップに立つ人の器といっても言い過ぎではありません。
そのため、何か問題が生じた場合や会社が危機に瀕している場合も冷静に考えるようにしましょう。
そしてできるだけ自分をサポートしてくれる人が周りにいることが大事です。

まとめ

自分をサポートしてくれる人と言うのは、金銭的にサポートしてくれる人も重要かもしれませんが、それだけでなく精神的に支えてくれる人が必要です。
家族などがその対象になりますが、精神的に支えてくれる家族がいなくなった場合、それこそ崩壊しかねません。
最後は孤独に過ごすことになりますので、その点を注意することが大事になります。
つまり、仕事も大事ですがそれ以外の部分も普段から大事にしなければ、いざというとき孤独で生きていくのが辛くなってしまいます。